2017年5月22日子どもの不定愁訴(不安障害)に使う漢方薬子供の不定愁訴の診断を進めると「不安障害」という診断に行き着くことがあります。大人の不安障害にはSSRIという特効薬が存在するのですが、未成年に使うのは敷居が高いといえます(添付文書上、使いにくい)。特に小学生以下のお子さんの不安障害にアプローチするのは漢方薬が最も適切だと管理人は考えています。管理人がお子さんの不安障害によく使う漢方薬として柴胡加竜骨牡蛎湯桂枝加竜骨牡蛎湯抑肝散酸棗仁湯小建中湯を挙げておきます。