恐怖症とは、「ある特定の対象」について不自然で強烈な不安感を覚える病気のことです。たとえば、高所恐怖症、閉所恐怖症などは有名でしょう。だれしも、高所や閉所に関しては不安を抱くものですが、それが病的な程度に強い場合には「恐怖症」という病気としてとらえます。
他には、蛇恐怖、虫恐怖などがありますが、不定愁訴と関連が深いのは「病気」に対する恐怖症です。最もよくある例としては「ガン恐怖」があげられます。「ガン」になることを恐れるあまり、些細な症状にこだわり、がんの否定を求めて病院受診を繰り返します。
多かれ少なかれガンに対する恐怖感は現代人にはつきものですが、度を越してしまった状態といえます。癌ノイローゼなどと呼ばれることもあります。
また、自分はエイズにかかったのではないか、糖尿病を発症したのではないかという病的な思いを感じるエイズ恐怖や糖尿病恐怖も存在します。
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