不定愁訴の診断を進めていくうえで、不安障害というカテゴリーに分類される疾患に行き着くことがあります。不安障害は
恐怖症、パニック障害、社会不安障害(社交不安障害)、全般性不安障害
に分類されます。これらは、全て「不安」が病的に高まる症状をきたします。
不安障害は比較的よくある病気です。不安が高じて様々な身体的、精神的な訴えにつながることがあり、不定愁訴の中にこの不安障害が隠れている場合があります。
不安障害に関しては、薬物療法がかなり有効です。また、認知行動療法や森田療法的アプローチ、場合によっては力動的心理療法も効果があります。
あなたの不定愁訴に不安障害が隠れている可能性について考えてみましょう。
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